
なぜ白髪染めを続けると、髪はパサついてしまうのか
白髪染めを続けていて、「最近、髪がパサついてきた気がする」と感じたことはありませんか。
多くの方が年齢のせいだと思われますが、実はそれだけが原因ではありません。
白髪染めは、白い髪にしっかり色を入れる必要があるため、通常のカラーよりも髪への負担がかかりやすい施術です。
特に、毎回同じ部分を重ねて染めていたり、毛先まで薬剤がついていたり、
染める頻度が昔と変わっていない場合、髪の中の水分や油分を保つ力が少しずつ弱くなっていきます。
その結果、ツヤが出にくくなったり、パサつきを感じやすくなります。よく「乾燥しているから」と言われますが、実際は髪の内部バランスが崩れている状態であることがほとんどです。
そのため、トリートメントをしても持ちが悪く感じたり、「ケアしているのに変わらない」と感じてしまうことがあります。
ここで大切なのは、白髪染めが悪いわけではないということ。年齢とともに髪は変化します。昔と同じ染め方やペースが、今の髪に合わなくなってきているだけなのです。
もしパサつきを感じ始めたら、それは「少し見直してもいいですよ」という髪からのサインかもしれません。
白髪と向き合うことは、これからの髪を大切にしていくための第一歩。このブログでは、そんなお話をこれからも少しずつお伝えしていきますね。


